江戸時代の旅ブームを背景に浮世絵の人気ジャンルのひとつとして確立された名所絵。当時、一生に一度行けるかどうかという旅への憧れを持つ人々にとって、日本各地の風景を描いた名所絵は、諸国漫遊への思いを馳せることができる身近な娯楽として親しまれました。本展の大展示室では、広重をはじめとする幕末の浮世絵師たちが手掛けた様々なシリーズ作品から厳選した名所絵を紹介。また小展示室では旅に関する版本や旅道具を紹介します。諸国を旅する気分で江戸時代の日本の名所をお楽しみください。
会期:2025年4月1日(火)~7月13日(日)
Part1:4月 1日(火)~ 5月6日(火・振休)
Part2:5月 8日(木)~ 6月8日(日)
Part3:6月10日(火)~ 7月13日(日)
※各会期で絵画作品は全点展示入替があります。
※詳細は東海道広重美術館ホームページ(https://tokaido-hiroshige.jp)をご覧ください。