府中宿は駿府城の城下町であり、江戸時代の人口は約14,000人と、東海道の中で最大規模の宿場でした。家康公が大御所政治を行った地は、現在駿府城公園として整備され、市民の憩いの場となっています。また、府中は江戸時代の滑稽本「東海道中膝栗毛」の作者十返舎一九の生誕の地でもあります。駿府城公園二ノ丸堀沿いには、主人公の弥次喜多像が設置され、巽櫓を背景に写真スポットにもなっています。