現在の静岡市の礎を築いた戦国大名、
今川義元公。
本市の各所には、今川家所縁の地が
多く点在しています。
義元公の魂が眠る臨済寺、
多くの参拝者が訪れる静岡浅間神社など。
今川家所縁の地を巡ることで、
静岡市の魅力を再発見できます。
歩き、バス、シェアサイクル、
あなたにあう一番の方法で
今川家所縁の地を訪れてみませんか。
真っ赤な鳥居が出迎える、静岡浅間神社の門前町。約600メートルの浅間通りには、老舗から新店まで様々なお店が並んでいます。浅間神社でお参りした後、おでんやお煎餅など静岡ご当地の名物を食べることができます。
浅間通りから外れた住宅街の中にある美術館。近代日本やヨーロッパの著名な画家の作品を展示してあります。常設展に加え、企画展も開催しており、個性あふれる名作に出逢うことができます。
公園内には運動広場があり、多くの人々で賑わいます。また、直径19mの大きな花時計をはじめ、水の広場や日本庭園があり、春には桜、初夏にはなんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ)が花を咲かせ、四季折々の花と緑が彩る中で、しずかなひと時を過ごすことができます。
今川義元公をモデルにした静岡市のご当地キャラクター「今川さん」のマンホール蓋です。今川義元公は戦国時代に静岡から愛知にいたるまでの広い領土を治めていた大名です。 京都の文化に精通し、また領国経営にも優れていたため「海道一の弓取り(東海道で最も強い武将)」とも呼ばれていました。 また、のちに天下人となる徳川家康公(竹千代)を駿府で預り、早くからその才能を認め、立派な武将に育て上げた人物としても知られています。 そんな今川から徳川へと続く「歴史の連続性」を感じさせてくれるゆかりの地で、「今川さん」のマンホール蓋が皆さんをお待ちしています。
写真提供:静岡新聞社
今川義元公生誕五百年祭を記念し、 2020年5月19日、JR静岡駅北口広場に義元公の像がお目見えしました。 広場には元々、徳川家康公の幼少期(竹千代君)と壮年期の像がありましたが、 この2つの家康公像、義元公像、さらに家康公を祀る久能山東照宮が一直線上に並んでいることが発覚! 偶然か意図したものかは、今のところわかっていません。
今川家が、旗印『赤鳥』を授けられたとされる静岡浅間神社では、 20年かけて漆と彩色を塗り替える工事の真っ最中。 2020年12月には、40年ぶりに塗り替えられた総漆塗り、極彩色の煌びやかな楼門がお披露目されました。 今川義元公と、兄・氏輝公を祀る臨済寺は、静岡市を望むビュースポット。 山門をくぐり石段を上った先で市街の風景を見ることができます。